「おつかいの帰りに瓶牛乳を落とした6歳の私。その場で大泣きしていると、若い女性が割れたガラスを...」(大阪府・50代女性)
濡れた瓶で手が滑り...
帰り道、お釣りと、すでに結露で表面が濡れている牛乳瓶を待ってまたしてもルンルンで歩いていると、手が滑ってしまったのです。
「あっ!」と思った瞬間、瓶が地面に落ちて割れ、私は大泣き。そこへ、20歳前後の知らない女性が「大丈夫?怪我は無い?」と声をかけてくれました。
お姉さんは割れた瓶を集めて持ち、ずっと泣いている私に「もう大丈夫、お姉さんが新しく買ってあげるからね」と優しく言って、さっきのお店に連れて行ってくれました。
割れた瓶の処分をお店のおばさんに依頼してくれて、新しい牛乳はもう落とさないようにレジ袋に入れてくれたのでした。
私はただ母に叱られる事ばかり心配していましたから、あの時のお姉さんは天使に見えました。
帰宅後、母には言えずただただ助けてくれたお姉さんに感謝する日々が50年......。初めて母に話した時は「まさかそんな事があったなんて」と驚き、一緒に感謝していました。
あの時の天使のようなお姉さん、あなたの思い遣りと親切は、生涯忘れません!
本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)