点字付き絵本を見た2歳児の〝疑問〟に6.5万人感動 「尊すぎる」「天才ですね!」
2歳の男の子が、1冊の本を見てある言葉を呟いた。
その愛らしい発想と優しい視点に、多くのXユーザーの心が洗われている。
こちらはXユーザーで二児の母の「ことだま」(@eeto_un_)さんが2024年9月17日に投稿した写真。偕成社の点字付き絵本「じゃあじゃあびりびり」の裏表紙が写っている。
これを見て、2歳の長男さんが言ったのは......。
「このほんも あかちゃんのころに ぷちぷちのちゅうしゃ がんばったのかなぁ」
ぷちぷちのちゅうしゃとは、ハンコ注射。つまりBCGワクチンのこと。
長男くんは本が点字でぷつぷつしているのを、頑張って注射をした痕跡だと考えたのだ。と、尊い......!
ことだまさんの投稿によると、0歳の次男さんが少し前にこの注射を受けていて、長男さんはその痕が腫れているのを心配していたという。
その時にことだまさんは「長男くんもママも同じぷちぷち残ってるよ、あかちゃんの頃にお注射がんばったんだよ」と話していて、長男さんはそれを覚えていたらしい。
取材に応じたことだまさんによると、彼の言葉を聞いた時は「なんて可愛い発想...!」と感動してしまったとか。まるで生き物のように本にも「赤ちゃんの頃」があると捉える幼児ならではの感性に感心したという。
長男さんの優しい考え方には、X上で6万5000を超えるいいねの他、
「尊すぎる...かわいいですね」
「なに、可愛い!プチプチの注射、あなたも頑張ったんだね」
「知ってることで例え話をするとか、天才ですね!」
といった声が寄せられている。
やさしく感性豊かな長男さんは、普段から日常で出会うモノに対して大人もビックリするような視点で捉えたり疑問を持ったりしているそう。そして、おしゃべりが大好きな彼はイキイキと気づきや疑問をお話してくれるんだとか。
これからも、大人たちを驚かせながらすくすく大きくなっていくに違いない!(ライター:Met)