10000人が共感した〝生活範囲と新宿の間〟の問題 ことあるごとに通過するけど...
そういえば、意外と知らない――。そんな場所を描いた図が、X上で共感を集めている。
こちらは、東京都多摩地域在住の建設業勤務・KB546(@KB546)さんが2024年9月14日に投稿した1枚。
KB546さんの生活範囲は、家と会社、そしてその間にある"最寄の街"の周辺だ。そしてその生活範囲からは新宿に出られるのだが......その間は「未知」とされている。
これ、自分の住んでいる街に当てはめて「わかる!」と感じた人もいるのではないだろうか。
19日、Jタウンネット記者の取材に応じたKB546さんは、話題の図や呟きは実体験をもとにしたものだと説明する。
「関西から上京して数か月経って、気づけば新宿と生活範囲の間で知ってる街が無かった。
勤務地も都心ではなく定期券を持っていないので、新宿までの途中の駅に興味を持つまでに少し時間がかかりました」(KB546さん)
KB546さんが提唱した「生活範囲と新宿の間、ことあるごとに通過するだけで何も知らない問題」に対して、X上では1万件(19日昼時点)のいいねのほか、こんな声が寄せられている。
「小田急沿線民だけどわかる!途中駅には乗り換え以外、1年に1回も降りない(改札の外に出ない)」
「定期圏内じゃないと新宿までノーストップだしな」
「インターアーバン的な私鉄とかはみんなそうだと思う」
「都心で電車で生活すると点と点になるから中間地点が謎になるよね あと各地域の東西南北も曖昧」
「わかる。生活範囲でも家から駅の間しかちゃんと把握できていない時期があったけど、車を持ってから急に解像度が上がった気がしたんだよな」
「電車頼りの生活だとこうなりがちなので、自転車やバイク、車で移動すると地続きの街がわかってオススメ」
「降りてください。東京の面白い処は、その未知の部分です」
何があるか分からない「未知」の街。降り立つには思い切りが必要かもしれない。
しかし行ってみれば、素敵な出会いが待っている可能性も。
たまには「散策すること」を目的に、普段は行かない場所を歩いてみるのも、楽しいに違いない。