解体工事を見守る「警備員にゃんこ」に11万いいね 〝ベテラン感〟漂う鋭い視線に「お仕事、お疲れ様です!」の声
「猫は好奇心が強い」というのはよく言われる話だ。
たしかに猫って、人間が何か作業をしているとジッとそれを眺めていたりする。
そしてここにもまた一匹、人間たちの動向を見守る猫の姿が......。
こちらは、茨城県で列車やバスを走らせる関東鉄道(本社:茨城県土浦市・以下、関鉄)のX公式アカウント(@kantetsu_info)が2024年9月2日、
「夕方、ぬこ警備員が旧関鉄本社の解体を見守っていました」
という呟きと共に投稿した写真だ。
金網のフェンスの向こう、木の杭の上に器用に両後ろ足を乗せて立っている、一匹の白猫。
前足をフェンスにかけながらどこかを見つめるその姿は、たしかに警備員か現場監督のようにも見える。
このニャンコ、関鉄の関係者なの......? Jタウンネット記者は4日、投稿写真について関鉄に話を聞いた。
付近で時々見かける子だった
取材に応じた同社広報担当者によると、写真は8月下旬某日の午後4時ごろ、社員が旧本社(土浦市真鍋)前にある「つくばりんりんロード」で撮影したものだ。
この日は旧本社の解体工事が行われており、担当者が作業の様子を確認するために付近を歩いていたところ、フェンス越しに白い影を発見。近づいてみたら猫だったという。
「旧関鉄本社付近で時折姿を見かける猫でした」(広報担当者)
猫は人馴れをしている様子で、写真を撮られても直立のまま厳しい視線で遠くを見つめていたとのことだ。
馴染みの場所の異変をチェックしに来ていたのかもしれない。
「二本足で立ち、鋭い視線で旧関鉄本社の工事現場を見つめる視線はまるで本物の警備員のようで驚きました! 引き続き、旧関東鉄道本社周辺の巡回・警備をよろしくお願いします」(広報担当者)
キリッとした表情が凛々しい「ぬこ警備員」の姿に、X上では11万件(4日夕時点)のいいねのほか、こんな声が寄せられている。
「姿勢良く木の上に立ってるのすごい」
「なぜか漂うベテラン感」
「警備員というより視察に来た本社の偉い人」
「ボス感がたまらんな~。お仕事、お疲れ様です!」