北海道限定だった「チョコミントサンド」ついに首都圏上陸 チョコミン党&ほぼ初心者で食べてみた
2024年8月、待ち続けていたアイツがついに首都圏にやってきたらしい。
セブン-イレブンのスイーツ系サンドイッチ「チョコミント」である。
北海道北見市産の和ハッカのハッカ油を使用したホイップクリームとチョコフレークをたっぷり挟んだこのサンドイッチ。23年7月末に北見・釧路エリアの136店舗限定で期間限定発売された際には、SNS上に衝撃が走った。
ハッカ油製造を行う「北見ハッカ通商」(本社:北海道北見市)の公式Xアカウントが当時投稿した発売発表ポストには10万件を超えるいいね、6万1000件を超えるリポストが寄せられ大きな話題に。
「大阪でも販売してくださいませ」
「九州でもお願いします」
「なんで関東ブロックに置かないんだよ!」
「道央エリアでも!!!!お願いします!!!!!!」
「是非中部地方でも!! 全国展開待ってます!!(切実!!)」
など、全国各地から展開を望む声が寄せられていた。
それがついに、関東上陸。8月6日、「本日より首都圏の一部店舗で販売となります。 お待たせしました」と北見ハッカ通商がXで報告している。
というわけで、ゲットしてきた。
まろやかな清涼感でほんのり爽快
チョコミント、340円(税別)。Jタウンネットでは、東京・武蔵境駅前のセブンと、埼玉県白岡市内のセブンでその存在を確認した。
パッケージから出すと、淡いグリーンのクリームがたっっっっっぷり。チョコフレークもまんべんなく散らばっている。
果たして、全国のチョコミン党が熱望していたこのサンドのお味は――?
冷蔵庫で冷やしたチョコミントサンド。顔に近付けるとすでに、スーッと爽やかな空気を感じる。
まずは一口。冷えたクリームの冷たさに加え、ハッカ特有の清涼感が鼻に抜ける。涼しい~!
チョコフレークのパリパリした食感も気持ちいいし、こんなにクリームが入っているのにフワフワと軽めなのでしつこくない。
セブンティーンアイスで買うのはグレープシャーベットかチョコミントのどちらか、カフェ・ド・クリエでチョコミントドリンクが出るとウキウキする筆者としては、かなりおいしい一品だった。
非チョコミン党の感想は?
一方、一緒にサンドを食べた副編集長はチョコミント初心者。今までほとんど食べたことがないという。
そんな彼女の第一声は「歯磨き粉の味がします」。
続けて「でもチョコの味もします。おいしい。クリームが甘くて濃厚で、満足感があります」とお気に召したようだった。
スイーツ系のサンドイッチを食べると「ケーキでいいじゃん」と思うことも少なくないのだが、これはかなり「サンドイッチ」として成立している。
塩味のあるパンが甘くて爽やかなクリームを包み込み、まろやかな一体感を生んでいた。
そして食べた後はしばらく、口の中がスースー状態。
キーンとした冷たさではなく、爽やかな涼しさを求める皆さんには、ピッタリの味かもしれない。