荷物持つ息子に「重たいからママが」 →返ってきた〝ヒトコト〟が嬉しくて寂しくて...8万人感涙
「鼻の奥がツンとしました」
そんなつぶやきと共に投稿された2コマの漫画がX上で話題になっている。
作者は、イラストレーターのたきれい(@takirei2)さん。
荷物が入ったカゴを持ってくれようとした息子に母が「重いからママ持つよ」と声をかける。彼が小さい頃から、何度も繰り返された光景なのだろう。
しかし、彼は、何でもないようにこう答えた。
「だからぼくが持つんだよ?」
小さくか弱い存在だと思っていた我が子。
しかし、いつの間にか背が伸びて母親よりも大きくなり、重たいものを難なく持てるほど、力も強くなっていたのだ。
息子の成長を目の当たりにし、ぽろぽろと涙を流す母。それは、嬉しさからだろうか。切なさからだろうか。
いや、どちらと断言できないような、たまらない気持ちなのかもしれない。
読んでいるこちらも、思わず鼻の奥がツンとしてしまう、優しくて温かい作品だ。
「意味が理解できませんでした」
2024年7月25日、たきれいさんが投稿したこちらの作品は多くの人の心を揺さぶり、X上で8万件を超える「いいね」が寄せられる大反響に。
ユーザーからは、こんな感想が寄せられている。
「わかる!わかりすぎて今泣いてる!」
「良い子に育てたんだなぁ...」
「素敵 うちの子が私より大きくなるのもあっという間なんだろうなぁ」
「大きくなってくれたのが嬉しい反面ちょっと寂しい」
「こういうのを繰り返して子は親から巣立っていくんやなって...」
26日、Jタウンネット記者の取材に応じたたきれいさんによれば、この作品は実体験を元にしたもの。息子とスーパーで買い物をしていた際に、起きた出来事だったという。
そのときを振り返って、たきれいさんは
「まだまだ子どもだと思い込んでいたので、『だから僕が持つんだよ』と言われたとき、意味が理解できませんでした。
重いお買い物かごを軽々持って先に歩いていく子どもの後姿を見て、私より子どもの方が力があることにようやく気づきました。
私の背を越したことは知っていましたが、改めて大きくなった事を実感しました」
と語った。