見た目より大量に入りそうなポケット、生み出される ユニークな発想に3.5万人感心
ZIPファイル。複数のアイテムを送るときに便利な形式である。
圧縮されたファイルのアイコンはチャックが付いたようなデザインで、下ろしたら中からたくさんのファイルが飛び出してくるようなイメージだ。
そんなZIPファイルをモチーフにしたアイテムが、X上で注目を浴びた。
こちらは、ユニークな雑貨や文房具を手作りしているクリエイター・ミチル(@mitiruxxx)さんが2024年6月7日に投稿した画像だ。
「ポケットがZIPファイルのシャツ」という呟きと共に紹介されているのは、言葉通り胸ポケットの部分がお馴染みのZIPファイルのアイコン風になっているシャツ。
フォルダの色やジッパーも忠実に再現されていて、かなりクオリティーが高い。もしオフィスでこれを着た人とすれ違ったら、二度見せずにはいられないだろう。
しかし、驚くのはまだ早い。このZIPファイル風ポケット、ただ見た目がそれっぽいだけではないのだ。
ギミックもあります
そう。なんと、ジッパーを上げ下げできるというギミックもあるのだ!
通常の胸ポケットのように上から物を入れるのではなく、ジッパーを開けて横から物を入れるタイプ。閉められる分、普通のポケットよりいっぱい詰め込めそうな気がするのも、ZIPっぽい。
なかなか凝った作りだが、そもそもなぜ「ポケットがZIPファイルのシャツ」を作ろうと思ったのだろうか。
Jタウンネット記者が6月10日、制作者のミチルさんに話を聞いたところ、
「パソコンで見られるZIPファイルのチャックを実際に開けてみたくなり、作ってみました」
と経緯を語ってくれた。
作り方はシンプルで、まずは生地をZIPファイル型に切り取り、そこにジッパーを付けて服に縫い付ければ完成。
「胸ポケットとして使え、何でも入れられるので、以外と使い勝手がいいです」(ミチルさん)
ミチルさんが作った「物理的に開けられるZIPファイル」に、X上では3万5000のいいねのほか、こんな声が寄せられている。
「出てくるときに解凍されてるんですね!」
「入れたものは軽くなるんですか?」
「飴玉とかチョコとかお煎餅とか、ギッチギチに圧縮して入れてあげたい」