「デート帰りに1人で電車に乗ってた20代の私。サラリーマン風の男性に『これで...』と1万円を渡されて...」(東京都・50代女性)
困って泣いている私に...
電車で嘔吐してしまったのか? 乗ったのが途中までしか行かない電車だったのか? きちんと覚えていないのですが、とにかく途中で「どうしよう?」と困って泣いていたことだけが確かです。
すると、若いサラリーマン風の男性から1万円を渡されました。
「これで、タクシー使って帰ると良いよ」
その人はそういうとタクシー乗り場に連れて行ってくださったのです。
私は酔っ払いすぎていて、視界もぼんやりとしか見えておらず、自分がどこにいるかもわからなくなってパニックになっていました。
そんな状態で「早く帰らなきゃ」と焦りが募って泣いていたところに、声をかけてくださったから無事に帰宅できました。
1万円と共にいただいた名刺を暫くは大事に持っていたのですが、恥ずかしすぎてお返しも、お礼もできないまま......。
その後、引越しの際に名刺を失ってしまったのでもうご連絡することもできず、心残りで、時々思い出します。
あの時は本当にありがとうございました。お詫びもしないままで申し訳ありません。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談を、プライバシー配慮などのために編集している場合があります。あらかじめご了承ください)
(7月21日1時30分編集部追記)記事初出時、一部誤字がありましたので訂正しました。