こんなところにも地域差が! 都道府県ごとの「ダイヤマーク」の違いに4.3万人が驚愕
きっかけは位置特定ゲーム
Sloorさんは2年ほど前から、Google Mapのストリートビューを活用した「GeoGuessr」という位置特定ゲームにハマっていた。
そして、ゲームをプレイする中で地域の特定に使える情報源をひたすら探しているうちに、地域ごとに「ダイヤマーク」や「止まれ」などの道路標示の仕様が違うことに気付いたという。

ただ、ネットで軽く調べた限りではそこまで正確な情報は得られなかった。ならば、と自分で調査してまとめることにしたのが、一覧表作成のきっかけだった。
作成にあたってSloorさんはまず、都道府県ごとにダイヤマークのある場所を十数ヶ所ほどピックアップした。
ストリートビュー上でそれらの切れ込みの位置や大きさなどを確認して、一覧画像を制作。時には旅先など現地で実物の写真を撮って確認したこともあるという。
ちなみに、「止まれ」の標識の違いも同様の方法で調査したとのことだ。

作成した一覧画像は以前にも何度かSNS上で投稿しており、当初は同じ「GeoGuessr」プレイヤーに向けた情報共有のつもりだった。
ただ、近年はコストカット等のために従来よりもダイヤが細くなるケースも確認され、そうした新仕様を発見するたびに一覧画像も更新して再度投稿。結果、プレイヤー以外の人からの反響も増えていったそうだ。

「『こんな違いがあるなんて知らなかった』といったような反応が非常に多く寄せられました。皆さんもその存在は知りつつも違いがあることには驚かれているようで、私が最初に違いに気付いた時の感動を共有しているようで嬉しかったです」(Sloorさん)
Sloorさんが見つけ、調べ、まとめ上げた「ダイヤマークの地域差」に対して、X上では4万3000のいいねのほか、こんな声が寄せられている。
「地域によって違うとは知らなかった!」
「家紋のようだ!」
「コレクションするのも面白そう」
こうした反響に対し、Sloorさんは
「今回のポストで『GeoGuessr』に少しでも興味を持ってもらうきっかけとなれば幸いです」
とコメントしている。ゲームをプレイしつつ、Sloorさんのようにまだ知られざる「意外な地域差」を探してみるのも面白いかもしれない。
都道府県ごとの横断歩道前ダイヤマーク標示一覧(2024/6/14更新) pic.twitter.com/OOXm01MGmt
— Sloor (@Sloor_Mn) June 14, 2024