タイムリミットは〝5時間〟 部屋干し臭を発生させないコツをプロが伝授
[かんさい情報ネットten.―読売テレビ]2024年6月17日放送では、梅雨時の洗濯について取り上げていました。
2024年「パナソニック」調べでは、「梅雨に部屋干しする」という人は90.8パーセントに上ったとのこと。そんな部屋干し時の困りごととして「乾くのに時間がかかる」や「部屋干し臭がする」といったものが上位に挙がりました。
実は洗濯物は「5時間以内」に乾かすのがよいそうです。なぜなら洗濯後5時間以上経つと菌が増殖し、部屋干し臭が発生するから。短いですね。
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そこで早く乾かすためのポイントを「ライオン」お洗濯マイスター・大貫和泉さんが解説していました。
大貫さんによると、部屋干し前の準備として「洗濯前に菌を持ち込まないこと」が大切。
衣類は通気性のよいカゴに保管し、バスタオルは吊るして乾かします。また「洗濯機のフタは空けておく」ことと、「定期的に洗濯槽クリーナーで清潔に保つ」ことが重要だそう。
さらに汚れが残ると菌のエサになるので、洗剤は除菌・抗菌作用があるものを選び、汚れがきちんと落ちるように、洗濯機の容量の7~8割にとどめておくと良いのことでした。
干し方にもひと工夫
早く乾かすためには干し方にも工夫が必要です。
有効なのは、「アーチ干し」。両端に長い衣類を吊るし中央に向かって短い衣類を干します。
両端の風が当たりやすく下に空間があるので、空気の流れがよくなります。30分ほど早く乾く場合もあるとか。
またハンガーとハンガーの間など、洗濯物の間にこぶし大の間隔を空けると空気が通りやすくなります。
さらに扇風機を使って乾きにくい下を中心に洗濯物の横から風を当てると、より早く乾かすことができます。
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干す場所はできるだけ空気の流れのある「部屋の中心」に。窓のそばや壁のそばは洗濯物の汚れが付いたり、洗濯物の水分でカーテンがカビやすいので要注意とのこと。
いやな部屋干し臭を発生させないため、これらの注意点を頭に入れて梅雨を乗り越えたいと思います。
(ライター:まみ)