「敵わなかった」 飴屋を襲った今の季節ならではの〝悲劇〟に2.1万人ビックリ
暑くて湿度も高い6月。ポテトチップスやおせんべいがすぐ湿気ってしまったり、チョコやアメが溶けやすかったりと、お菓子の扱いにも注意が必要な時期だ。
しかし、どんなに注意していたとしても、時には「悲劇」が起きてしまうらしい。
2024年6月26日、浅草の花やしき通りにある「浅草飴屋」の公式Xアカウントによるこんな投稿が注目されている。
映っているのは、白と赤のツートンカラーが可愛らしいたくさんの飴玉。......なのだが、これ、ただの飴玉ではない。
同アカウントはこの写真と共に、こんなコメントを投稿している。
「朝7時からクーラー付けて湿度下げたんですが、敵わなかった。湿気で一塊になりました」
そう。実はこれ、1つ1つがくっついて、巨大な飴玉の塊になってしまっているのだ。徹底的に管理してもこんなふうになってしまうなんて、湿気、恐るべし......。
Jタウンネット記者は27日、飴が"合体"してしまった経緯を、同店店主の大貫大さんに話を聞いた。
午後から雨が降る予報だったのに...
大貫さんによると、撮影日は26日。固まってしまったのはリンゴ飴だそう。
その日は午後から雨の予報だったため、大貫さんは飴が湿気に晒されないよう、午前中のうちに袋詰め作業を終わらせるつもりだった。
「しかし、予想より早く雨が降ってきてしまい、袋詰め作業が終わる前に湿気が出て飴が固まってしまいました。6月など湿気がある季節は、しばしばこういうことが起こります」(大貫さん)
こうなってしまってはもうどうしようもないと、大貫さんはその後、固まってしまった飴を店の入り口に飾ったそうだ。
大貫さんにとってはたまにある失敗で「特に珍しいということはない」らしいが、お客さんからは珍しがられるとのこと。店頭の「飴の塊」を写真に収める人もいるなど反響があるそうだ。
X上でも、今回の「リンゴ飴」の悲劇に対し2万9000件を超える「いいね」(6月27日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「oh...残念」
「えぇ~?!素敵なオブジェになっちゃったんですね」
「湿気怖すぎる......」
読者の皆さんも、どうかこの時期、飴の取り扱いには十分ご注意を。