ほかの乗客に迷惑をかけている......。 当時小学生のDJ(投稿時:東京都在住50代男性)さんはそう思い、恥ずかしさでいっぱいだった。 けれどそこに、救いの手が差し伸べられて......。 路線バスに乗ったけど...(画像はphotoAC) <DJさんからのおたより> 四十年程前、鹿児島で頂いた親切。 当時、小学4年生くらいだったと思います。 普段乗らない路線バスを使った僕は、運賃の支払い方法もおぼつかない。 降車しようと千円札を出したが、運賃箱には両替機なんて付いていませんでした。 誰も両替などできず... 運転手の両替を募る車内アナウンスが車内に響き渡ります。 でも、誰も持ってはいません。他の乗客を待たせて迷惑を掛け、凄く未熟な僕は恥ずかしさでいっぱいでした。 その時、三十代とおぼしき女性が運賃を手渡してくれました。 「必ず返します......」そう言いましたが、女性はこう答えました。 「坊やが大きくなって困った人がいたら、その人を助けてあげてね」 その言葉が人格形成の助けとなり、引っ込み思案だった僕は立派とは言えないが大人になり、困った人には出来る限りの手助けを心掛けています。 その後、あの女性には会えず終いですが、会ってお礼をしたい。 【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 読者投稿フォームから送る 公式XのDMで送る メールで送る ※本コラムではプライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください