そら飛ぶ干し芋「スカイも」にSNS注目「適当に命名した?」 声に出して読みたい茨城名物、名前の由来は
ポイントは「そら飛ぶほしいも」
担当者いわく、名前の由来はやはりシンプルに「スカイマークのいも」で「スカイも」。
だが、そこに「そら飛ぶほしいも」のキャッチコピーをつけることで、こんな願いを込めた。
「茨城のほしいもが空を飛び回り全国の方に届いてほしい」
X上では「適当に命名した案を出したら、そのまま採用されちゃったやつだと思う」なんてコメントも寄せられていたが、そんなことはない。シンプルな中にも熱い思いがこめられていたのだ。
ではそもそも、なぜ「スカイも」が誕生したのか。目的は地域とJRグループ6社が一体となって行う国内最大規模の観光キャンペーン「茨城デスティネーションキャンペーン」でのアピールだった。
茨城県ひたちなか市にあるマルダイフレッシュフーズで製造され、2022年12月1日からスカイマーク全路線で機内販売されている(1つ200円)。
「茨城県の魅力を多くの方に知っていただくにはどうしたらいいか検討していたところ、茨城空港に就航しているスカイマークから、就航地ならではの商品を機内で販売できないかとのお話があり、茨城の特産品であるほしいもの機内販売が実現しました」(いばらき観光キャンペーン推進協議会事務局・担当者)
スカイもは個包装で、機内でも手を汚さずに食べられる上、ちょっとしたお土産にもピッタリとのこと。
「スカイマークの飛行機と、いもの組合せがかわいいオリジナルデザインのパッケージで、手に取っていただきやすい商品に仕上げました」(同担当者)
取材時点では、2024年6月末までの販売予定だが、秋以降の販売再開も検討しているとのことだ。