ファミチキとご飯ってホントに合うの? 話題のファミマ〝ファミチキおむすび〟食べたら...「関係者」の努力感じた
「コンビニのホットスナック、何が好き?」――そう聞かれたら真っ先に「ファミチキ!」と答える人も多いのではないだろうか。
2006年に誕生したこのジューシーなチキンは、23年9月には20億食突破ことを記念したキャンペーンが実施されるほどの人気商品だ。
そして2024年5月14日、そんなファミチキの新たなアレンジ商品が発売された。
今度のファミチキは──「おむすび」だ。
商品名は、「サンドおむすび ファミチキ」(税込320円)。
ご覧の通り、お馴染みのファミチキ(1/2カット)がご飯と海苔でダイナミックにサンドされている。パンで挟む食べ方は聞いたことがあるが、おむすびの具材にしてしまうというのは......ありそうでなかった発想だ。
ファミリーマートのプレスリリースに記載された商品担当者のコメントによると、以前よりファミチキとおむすびを一緒に購入する客が多いことに注目したことが、開発のきっかけになった。
「おむすびの具材としてファミチキがぴったりなのでは、と考え開発を開始いたしました」(商品担当者のコメントより)
相性が良いならいっそ1つに合体させればいいのでは、というワイルドな発想から誕生した同商品。一体どんな味がするのだろうか?
Jタウンネット記者は15日、さっそく近所のファミリーマート店舗に駆け込んだ。
そのお味は...?
というわけで購入した実物が、こちら。普通のおむすび商品よりも若干大きめサイズだ。
パッケージは、ファミチキを包んでいる白と黄色の包み紙をイメージしたものとなっている。袋の左右の端についている「OPEN」の文字もそれっぽい。
ズッシリとした重量感を感じながら、とりあえずかぶりついてみる。
ご飯とチキンの相性はやっぱりバッチリで文句なし! 揚げたてのようなサクサク感とはまた違う、しっとりとした口当たり。それでも味はまさしくあのファミチキである。
間に挟まっているブラックペッパーマヨネーズもちょうどいいアクセントになっていて、ボリューミーなのに飽きが来ない美味しさ。気づけばあっという間に一個ペロリと平らげてしまった。
同商品担当者は、ファミチキの美味しさをそのまま活かしておむすびの具材にすることは、難しい挑戦だったと述べている。
「そこで、ファミチキを製造しているタイのメーカーさまに赴き、原料の試行錯誤を繰り返した結果、おむすびと同じ温度帯でも美味しさを損なわないファミチキを関係者一丸となり作り上げることができました」(商品担当者のコメントより)
おむすびになっても変わらず美味しいファミチキは、「ファミチキ関係者」の皆さんの努力の末に誕生したものだったのだ。ファミチキファンの皆さんも、一度お試しあれ。
なお、5月15~27日は、「ファミチキバンズ(タルタルソース)」1個と一緒に、ファミチキを含むレジ横ケースの揚げ物やお惣菜1品をセットで購入すると、その場で50円引きとなるキャンペーンも実施される。こちらも合わせてチェックしてみよう。