終点で優しい魔女が待ってそう 岐阜・樽見鉄道の夕焼けリフレクションが「千と千尋」の世界みたい
「この時期の樽見鉄道は幻想的になる」
そんなポストがX上に投稿され、話題になっている。
こちらは風景写真をメインに撮影する岐阜県のフォトグラファー・jigurohiroさんが2024年5月6日にX(@jigurohiro)上に投稿した1枚。
沈みかけた夕日に照らされる中を、車窓から明るい光を漏らしながら、短い列車が走っている。
水の上を走っているかのように見えるリフレクションも幻想的で、まるでジブリ映画の世界。
樽見鉄道とは、岐阜県大垣市と本巣市を繋ぐローカル線だ。
投稿者・jigurohiroさんは他地域で撮られている「列車とリフレクション」の写真を岐阜県内でも撮影できないかと場所を探し、22年5月6日に現地を訪問。
夕焼けが残りながらも車窓に明かりが付く時間帯を狙い、最高の瞬間を撮影した。
当時は速いスピードで通り過ぎる列車の撮影にいっぱいいっぱいだったが、撮れたものを見返し、満足したとのこと。
美しい1枚にに、Xユーザーからはこんな声が寄せられている。
「車輌のリフまで美しいです」
「千と千尋のあのシーンと重なった」
「トトロの猫バスが今度は電車に化けてみた際の夕景を見るかのようで、見てると脳内の時間感覚が一気にゆったりしていきます」
この列車と行く旅の果てには、一体どんな景色が待っているのだろうか。(ライター:Met)