長野のホテルの朝食に並ぶ「たけのこ汁」の謎 中にはサバの身がゴロリ...どんな料理なの?
あっさりとした味噌汁に、サバが油とコクを加える
農林水産省のデータベース「うちの郷土料理」によると、たけのこ汁とは「ちまざさ」という笹の新芽で、初夏のわずかな時期にしかとれない希少な「根曲がり竹」のたけのこを使った郷土料理だ。
北信地域と新潟県上越地域の家庭などではよく作られているという。
「味噌汁にサバを入れるのは地域特有の食べ方で、あっさりとした味噌汁に油とコクが加わり、『たけのこ汁』に欠かせない旨味にもなっている」(「うちの郷土料理」より)
所見では「味噌汁にサバを、しかもサバ缶を入れるなんて......」と動揺していたが、確かに出汁や旨みが出て美味しくなりそう。サバの味噌煮もあることだし、相性は抜群なのだろう。

X上でも、ホテルナガノアベニューの投稿に対し
「これ食べるために泊まりに行こうかな」
「絶対美味しいやつー!」
「日本酒にも合いそうな」
「これうまいんだよなぁ」
といった反応が寄せられている。