「朝の満員電車で身動きが取れなくなりピンチ。すると目の前の女子高生が僕の制服の襟のホックを...」(福岡県・50代男性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたと出会えなければ~ 投稿者:Tさん(福岡県・50代男性)
Tさんは高校時代に電車で助けてくれた1人の女子高生を今でも覚えている。
それは通学のために乗っていた満員電車で、誰かの服にTさんの詰襟のホックが引っかかってしまい......。
<Tさんの体験談>
もう40年以上前、男子高校生だった頃のことです。
朝の通学で満員電車に乗っていたのですが、自分が降りる駅でドアが開き、乗降客の流れに任せて降りようとしたところ、身動きが取れなくなっていました。
すぐそばにいた女子高生が...
学生服の詰襟のホックが、誰かの服に引っ掛かっていたのです。
車内は相変わらずすし詰め状態で、手にはカバンも持っていたためどうしようもできず、困ってしまいました。
すると、目の前あたりにいた女子高生が、自身もカバンがあったにも関わらず、カバンを降ろして、私の詰襟ホックの引っ掛かりをはずしてくれたのです。
その後、2人で何とか人混みをかき分けて降りたのですが、ホームも人混みでお互い流されるように離れてしまい、まともにお礼を言えませんでした。
もう憶えてもないかもしれませんが、今更ながら、あの時はありがとうございました。
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