水族館に「お刺身」並んどる... お腹すいちゃう展示が話題→その意図は?伝えたかった思いを聞いた
2024.04.12 16:00
「新潟県を代表する魚」県外にも伝えたい
新潟県では22年に「新潟県農林水産物のブランド化推進に関する条例」を制定。それに伴い、23年には8品目の「県推進ブランド品目」を定めた。
新潟米や新潟産えだまめ、和牛など県での生産量・収穫量が多いものや、おいしいものが選ばれており、のどくろと南蛮エビも、その一員だ。
「皆さんに推進ブランド品目のことをいかにして知って頂こうか考えている中で、のどぐろの人工授精による稚魚の育成に世界で初めて成功し、のどくろの生体展示も行っているマリンピア日本海さんにご協力頂ければと思い、新潟県の方からお願いしました。それを受け、マリンピア日本海さんに企画展をご提案頂き、今回実現しました。
これをきっかけに、のどぐろや南蛮エビが新潟県を代表する魚であるということを県内外の方に知って頂ければ幸いです」(新潟県農林水産部水産課・前さん)
生体と食品サンプルを同時に展示することで、地元の魅力を表現していたとは......。ただユニークなだけではなかったのだ。
水族館を楽しんだ上で新潟の特産品についても学べる企画展示「ふるさと新潟の魚~県の推進ブランド・市の銘産品~」は6月16日まで開催中。
生体と食品サンプルが並ぶ貴重な光景をお見逃しなく。
新潟市水族館 マリンピア日本海
住所:〒951-8555 新潟市中央区西船見町5932-445アクセス:JR新潟駅から新潟交通路線バス 水族館線で約20分
公式サイト:www.marinepia.or.jp