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「人生、たまには脱藩。」 高知県さん、観光客にとんでもない行為を勧めていた→その意図は?

井上 慧果

井上 慧果

2024.04.06 11:00
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脱藩にこめられた意図とは

「あなたの、新休日。」というコンセプトのもと、21年度のキャンペーンでは複数のコピーとデザインを製作。山曜日、昔曜日、味曜日、湯曜日......など、カレンダーにはない「新しい休日」があると打ち出した。

そこに込められていたのは、「高知の自然や食、歴史を感じて新しい自分に出会ってほしい」という思い。「たまには、脱藩。」は高知の歴史を感じてほしい「昔曜日」のものだ。

龍馬が脱藩をする際に通ったとされる「脱藩の道」で撮影したという。

「人生、たまには脱藩。」のポスター(画像は高知県庁観光振興部提供)
「人生、たまには脱藩。」のポスター(画像は高知県庁観光振興部提供)
「忙しくて大変な日々を過ごしていらっしゃる皆さんに、自然豊かなこの道を歩いて、当時龍馬の苦労や困難をも知って頂いて、少しでも気が楽になったり、頑張ろうと思っていただけたりすればとの思いで、このコピーが誕生しました」(当時のキャンペーン事務局担当者)

パワーワードの裏にそんな優しい気持ちが隠されていたなんて......。とんでもない行為を気軽に進めてくる恐ろしいポスターだと思ってしまって申し訳なかった。

ちなみに、ポスター上のキャッチコピーは県庁職員が案を出し、外部のアドバイザー等からの意見をもらいつつ決めていったとのことだ。

高知には、「味曜日」もある(画像は高知県庁観光振興部提供)
高知には、「味曜日」もある(画像は高知県庁観光振興部提供)

「あなたの、新休日。」がコンセプトのキャンペーンはすでに終了しているが、「気に入って頂いているお店等では今もポスターやのぼりを置いて頂いているみたいです」。

忙しない日々に疲れたときは、あなたも高知に「脱藩」しに行ってみてはいかがだろう。

話題のポスターにも、出会えるかもしれない。

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