Q.大手町駅から東京駅って歩いて行けますか? →「できる!」と即答する前にこちらの写真をご覧ください
「伊予鉄の街」を実感!
YouTubeで鉄道系動画を公開している投稿者・しろはんどさんは1月11日、「徳島から松山まで、高速バスとJR特急乗り継ぎどちらの方が速いのか」という検証動画を撮影するために、松山市を訪れていた。
その日の16時頃、JR松山駅から伊予鉄松山市駅まで徒歩で移動するときに、大手町駅を撮影したという。「ここから東京駅は遠いなと感じました(笑)」と当時を振り返る。
X(ツイッター)での反響について、しろはんどさんはこう語った。
「『泳げばいける』というコメントが多い中、しまなみ海道経由なら歩いて行けるというコメントが参考になりました。瀬戸大橋や明石海峡大橋は車を使わないと渡る事ができないんですが、しまなみ海道だけは自転車でも渡る事ができるため、あくまで物理的にはという話にはなりますが、松山の大手町駅から東京駅まで一応歩いて行く事もできるようです」
愛媛の大手町駅は、伊予鉄道高浜線の鉄道線と、伊予鉄道大手町線の路面電車の軌道線が道路上で直角に交差する希少なスポット。松山市公式観光WEBサイトによると、鉄道と路面電車が垂直交差するのは、全国でもここだけだという。
そんな大手町がある松山を訪れた時の印象を、しろはんどさんは次のように語った。
「松山城を、明治期から存在する伊予鉄の市内線が囲んでおり、松山市の中心もJRではなく伊予鉄側の位置している事から、『伊予鉄の街』であるなと感じました。
お城に関しても、ロープウェイを使って現存天守にアクセスする点が非常に面白かったです」(しろはんどさん)
ちなみに「大手町」という地名は、旧城下町に結構ある。大手町駅も、松山城のすぐ近くだ。
2024年3月5日19時00分編集部追記:記事初出時、本文中で「大手町駅」が「大手前駅」と記載されている箇所があったため修正しました。