「小5の私と5歳の妹がフェリーの甲板で休んでたら、5人の見知らぬオジサンたちが代わるがわる...」(大阪府・60代女性)
目を覚ますと「大丈夫だからね!」
私は妹を連れて甲板に出て、ベンチに横になりました。
するとそこに、見知らぬおじさんがやって来て、「大丈夫か?気持ち悪いんか?」と聞いてくれました。
「はい」と答えると、毛布と飲み物を持って来て、優しくこう言ってくださったのです。
「安心して寝ていいよ、ちゃんと側に居るからな!」
最初のおじさんだけでなく、5人のおじさんが交代で見守ってくれて、私と妹はそのおかげで安心して寝ることができたのです。
雨が降って寒かったのに、時々目を覚ますと「大丈夫だからね!」。朝になって港に着くと、「もう大丈夫だからね、偉かったね~」と頭をポンポンしてくれました。
あのときは子供だったから、名前を聞くのを忘れていて......! でも、皆さんのことは一生忘れません。本当にありがとうございました。
今思うと胸が熱くなります。私も、おじさんたちみたいな間になりたい。少しは近づいているのかな。
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