今さら言えない... いつも差し入れをくれるおばあちゃんに、配達員が打ち明けられない「秘密」とは
隠していた訳ではないけれど、今さら言えない......。
2024年2月4日、そんな状況を描いた漫画がX(ツイッター)上に投稿された。

作者は元宅配ドライバーの漫画家・ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)さん。
読者の体験談が元になっているという今回の漫画は、3年前、民家もまばらな山間の小さな村に配属された配達員が、村に住む人々に荷物を届けている場面から始まる。

田舎の人は距離感が近く、みんなが知り合いみたいな感じ。そのため、田舎ならではの"特典"がもらえることある。
それは配達員がおばあちゃんの家に荷物を届けに行った時のこと。
「お~!あんちゃんかい!ほらジュースと菓子パン持ってきな!」
そう言ってニコニコ笑うこの人は、配達に行くと、毎回差し入れをくれるという。
毎回差し入れをくれるなんて、優しすぎる......。
おばあちゃんには言えない...

「すみません...」と恐縮しながらジュースと菓子パンをもらう配達員に、
「いいんだよ!あんちゃんのために買っておいたんだよ。また頼むね、あんちゃん!」
とおばあちゃん。
そんなふうによくしてくれるおばあちゃんに対し、配達員は「今さら言えない秘密」を抱えていた。
それは......。

実は自分が、女性だということだ。
「あんちゃん」という呼んでいるからには、きっとおばあちゃんは男性だと思っているはず。それを訂正できないまま、時が経ってしまったようだ。
「まあいっか、あんちゃんで......」
さすがに3年間という月日の長さを考えると、今さら女性だと打ち明けにくいのだろう。
ちょっぴり気まずそうな面持ちで運転をしつつ、配達員は、そうつぶやくのだった。
「今さら言えない…」3年間ずーーっとお客さんに言えなかった、配達員の秘密とは…#宅配便 #コミックエッセイ #リアル宅配便日記 #漫画が読めるハッシュタグ
— ゆきたこーすけ (@kosukeyukita) February 4, 2024
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