「葬儀の方法」悩むくらいなら濃厚な生き方をせよ! 自分の「おくられ方」悩む男に自己防衛おじさん提言
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。
読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回相談するのは、ライターのWさん(奈良県・30代男性)。
ここ最近、彼と親しかった人が亡くなることが続き、何度か葬儀に参列することになった。
それにより、自分の「最後のあり方」について迷いが生まれたという。
読者のお悩み
ここ最近、縁の深かった年上の方が亡くなってお葬式に参列する機会が何度かありました。
私自身は元々自分の最後のあり方についてほとんどこだわりがなく、お金も手間も時間もかからない「直葬」(通夜や告別式を省き、火葬のみ執り行うこと)で構わないと考えていたのですが、知り合いのお葬式での丁寧なおくられ方を見て、少し迷いが生じました。人生の最後、果たしてどんな風におくられるのが一番良いのか、悩んでいます。
Wさん(奈良県・30代男性)
自己防衛おじさんはWさんに、どんなアドバイスを送るのだろうか。
「葬儀の方法」考えるのはエゴ
自己防衛おじさんの回答
できるだけ質素に、品よくお見送りされる事が良いのではないでしょうか?
もしご自身なりに葬儀で流す曲や葬儀場のローケーションなど、こだわりの見送られ方を希望するのであれば、その旨遺言書にしたためておく必要はあると思います。
ですが、葬儀は"魂が抜けた肉体を焼却処理するだけの作業の一環"とシンプルに捉えると、過剰に気にする事も無いように思います。
個人的には、葬儀の方法よりも「死んだ後、残された人々の心の中で、生き続ける事が出来るような生き方」を、死を迎えるその時まで続けていく事の方が大切だと考えます。
つまり、"魂は永遠"という観点からみても、葬儀をこうしたいああしたいというのは残された人間あるいは、生前の当人による小さなエゴなのです。
厚みのある生き方をしていれば自然と、その人にふさわしい見送られ方が用意されてくるはず。濃厚な生き方で、自己防衛です。
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