あんこを愛する「あんバサダー」が1万人を超えたらしい 合格率45%の難関「あんこ検定」乗り越えて増え続ける理由とは
急増のきっかけは「コロナ禍」
日本あんこ協会は、発足時からの協会員数の推移をグラフにして公開している。それがこちらのグラフ。
急激に上昇している部分がある。2020年5月で前月の倍近くになり、翌6月にもさらに人数を大幅に伸ばしているのだ。一体になにがあったのか。
きっかけはコロナ禍だった
日本あんこ協会では20年4月28日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために外出が困難だった子供と親に向け、家族で餡子の新しい食べ方を楽しめるレシピブック「目から鱗のあんこ術 ~今すぐ試したくなる105通りのアンレジレシピ~ 2020年度版」の無料配布を開始(※現在は配布終了)。 SNSユーザーや様々なメディアがこの取り組みを取り上げ、あんバサダー急増の大きな要因になったと、にしいあんこ会長は語る。
そこから着実に右肩上がりを続け、この度1万人に到達。その理由については、次のように推測した。
「あんこへの注目度が高まり、魅力に気づき始めているから」
なお、あんバサダーは2:1で女性が多い。年齢分布はデータを取っていないため不明だが、定期的に行っているあんバサダー限定のイベントの参加者を見ると、女性は30代~50代、男性は50~60代が多いとのこと。