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小学校に現れた「巨大エビフライ」に8万いいねの大反響 人気校務員の遊び心は「冬の通学の楽しみ」に

井上 慧果

井上 慧果

2023.12.23 08:00
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大人も子供もワクワクしちゃう! そんな落ち葉アートがX(ツイッター)で注目されている。

クオリティすごい!(画像はちはる(@irodori_regiko)さん提供)
クオリティすごい!(画像はちはる(@irodori_regiko)さん提供)

地面に集められた葉っぱが描き出しているのはなんと、超巨大な「エビフライ」。赤と黄色のコントラストがとってもかわいい。

この画像は2023年11月30日、Xユーザーのちはる(@irodori_regiko)さんが

「今朝の校務員さん作品♡
子どもたちに大人気のヤツ♡」

と呟きながら投稿したものだ。ユニークで可愛らしい作品に、ユーザーからは8万件を超えるいいね(12月22日時点)や、こんな感想が寄せられている。

「この遊び心ってなんかすごくホッコリするよな」
「サクッサクッのころも感満載!」
「なんと美味しそうなエビフライ」
「素敵な校務員さんですね。こんな学校いいなぁ」

「校章」や「ひき肉」も制作

投稿者・ちはるさんによると、落ち葉エビフライは京都府向日市立向陽小学校の校務員さんによる作品。

Jタウンネット記者は12日、向陽小学校の教頭を通じて、その校務員さんから話を聞くことができた。

作者インタビューが実現(画像は再掲)
作者インタビューが実現(画像は再掲)

校務員さんが落ち葉アートを作るのは、校舎横通路の一角。学校のシンボルである大きなイチョウの木が立っているこの場所で、11月~12月中旬に勤務日である週4日、毎回1人でいろんな形を制作。今年で3シーズン目になるという。

「ほうきやブロワーで落ち葉を集めていると、何かをイメージできる形になってきます。ならない時は、集まった落ち葉の量から、何を作るか考えます」(校務員さん)

1つの形を作り上げるのにかかるのは15分ほどで、いつも8時前に完成。8時半には片づけているため、出現時間はかなり短い。そんな落ち葉アートは、児童たちに大人気。校務員さんは子供たちからの反響を、こう語る。

「昇降口から運動場への通路になっており、朝休みに運動場に向かうとき、教室に帰るときに立ち止まって楽しそうに見てくれます。わざわざこれだけを見に来てくれる子どもたちもいます。『また作ってね』とか『次は〇〇を作って!』と言われると、チョットうれしいです」

リクエストに応えて「ピカチュー」や「アンパンマン」、学校の校章や流行りの「ひき肉で~す」のポーズなどを落ち葉で表現したことも。

今回、作品がXで話題となったことについては「全然知りませんでした」。

「SNSなんて、今どきだなぁと思います。子どもたちが楽しみに通学してくれたら、それだけでうれしいです」(校務員さん)
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