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「奇跡の領域」「実際に見れたら泣いちゃうな」 虹と列車の共演がまるで絵本の1ページ

藤本 仁

藤本 仁

2023.12.23 20:00
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「もう奇跡の写真の領域」

柄木孝志さんはこれまで多くの虹を撮影し、雑誌やSNSなどで発表している写真家。

虹を偶然の産物ではなく"必然の被写体"と考え、虹を予測し、計算し、移動し、待機して撮影する、というスタイルを取っている。

話題の写真を撮影したのは19年12月29日。その日もいつも通り虹の出現を予測した柄木さんは、京都府宮津市・舞鶴市にかかる由良川橋梁を訪れた。 川岸でその時を待ち、読み通り橋に虹がかかったが......あの写真を印象深いものにした、肝心の列車が来ない。

「この橋をわたる京都丹後鉄道は、1時間に2本程度しか走らず、この時も通過まではあと10分虹が残っている必要があり、祈る気持ちで『はよ、汽車来い!』と心の中で叫んでいました」(柄木孝志さん)
祈りが届き...(画像提供は柄木孝志(@karakky0918)さん)
祈りが届き...(画像提供は柄木孝志(@karakky0918)さん)

その結末は、ご覧の通り。列車はなんとか虹に間に合い、柄木さんは美しい光景を写真に収めた。

珠玉の共演を捉えた1枚に、ユーザーからは2万3000件を超えるいいね(21日夕時点)のほか、

「実際に見れたら泣いちゃうな、こんな美しい空見たら」
「絵本みたい」
「もう奇跡の写真の領域」

といった声が寄せられている。今回の反響について、柄木さんは次のようにコメントした。

「顔の見えない多くのみなさんと交流できたのは、ある意味、虹の架け橋だったのかもしれませんね。w」

2023年12月27日11時25分編集部追記:記事初出時、由良川橋梁の所在地に誤りがありましたので訂正しました。

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