「さすが愛媛」と言いたくなる駅からの配布物がこちらです
「JR八幡浜駅。みかんのお接待。」
そんな呟きと共に投稿された愛媛県らしいおもてなしがX上で話題になっている。
愛媛県西端、県内でも温州ミカンの生産量トップを誇る八幡浜市の駅で、乗客たちを待っていたのは――。
やっぱり、ミカンである。
しかも、駅で採れたものだという。駅でミカン採れるの、さすがすぎる......。
コチラの写真はX(ツイッター)ユーザーのTakahisa Oomoto(@nanyotv)さんが 2023年11月29日にポストした1枚。
12月1日、Jタウンネット記者が地元民である投稿者 ・Takahisa Oomotoさんに取材したところ、
みかんを配布しているのは八幡浜では当たり前の光景。
とのことで、驚きもしていなかったという。いつもスーパーでミカンを買っている記者にとっては、なんて羨ましい「当たり前」なんだ......!
毎年恒例!駅ミカン「収穫祭」と無料配布
記者と同じ感覚のユーザーも多いようで、Takahisa Oomotoさんの投稿には、2万4000を超えるいいね(5日夕時点)のほか、こんな声が。
「いいなぁー!このゆるさ」
「八幡浜(愛媛)素敵すぎる」
「水道からみかんジュース、だけでなく改札でフリーみかん!」
「これはよき四国の お も て な し」
「駅で採れたみかんというのがワード的に強すぎる(食べてみたい)」
他地域の人々に衝撃をもたらした"八幡浜駅ミカン"。1日、記者の取材に応じたJR八幡浜駅によると、同駅でのミカン配布は2023年で16回目。地元の恒例行事になっているという。
同駅では2006年3月29日に、八幡浜市の市木であるミカンの木(デコポン、清美タンゴール、早生ミカンが計6本)を駅前広場に植樹。実が実ると「収穫祭」を行っているのだ。
ちなみに、地元の園児たちに収穫を手伝ってもらう、というのも毎年恒例。全ての要素にほっこりしてしまうイベントである。
今年配布されたミカンの総量はなんと40キログラム。28日から配布したところ、
2日で全部なくなりました(JR八幡浜駅)
とのこと。ミカンの無料配布は大盛況だったようだ。