「社長のダジャレが止まりません」 銚子電鉄が抱える課題はどれほど深刻?担当者に聞くと...
息を吐くようにダジャレを出す社長
問題の画像は埼玉県在住の大学生・浦野宮(@miya_1OO1)さんが2023年11月9日に投稿したもの。
同日、鉄道技術展に参加した浦野宮さんは、会場の一角にある「地方鉄道応援プロジェクト」というコーナーで、このパネルを見つけた。最初に見た時は、思わず笑ってしまったという。
「多くの会社が設備を安価に近代化するのに役立つ製品を探している...など真面目なことを書いていた中で、銚子電鉄ブースは変なことを書いていて目を惹いたのでぬれ煎餅を購入するついでに撮影しました」
「一部社員にはやりすぎだと苦笑されているのかも
しれませんが、こうして書けるあたり本当に楽しい会社なのだろうと想像できました。
電車を走らせ続けるためになりふり構わない姿勢でユーモアを届けてくれるのは銚子電鉄の良いところなので続けていってほしいです」(浦野宮さん)
さて......社長のダジャレはどれほど止まらないのか。15日、Jタウンネット記者が5つの課題を選んだ本人である同社食品事業部の担当者を取材すると、こう答えた。
「体感的には『息を吐くようにダジャレが出る』という感じが致します。
ひょっとしたら呼吸の回数よりもダジャレのほうが多いのではないかと個人的には感じています。
たとえて言うならラッシュ時の山手線の電車の運行本数よりも多いぐらいだと思います」
その勢いはすさまじく、これまでも"自虐ネタ"ならぬ"自ギャグネタ"として、「まずい棒」「シニアモーターカー」「電車屋なのに自転車操業」「鯖威張る(サバイバル)カレー」「資金が枯れるから作ったチキンカレー」「おかし(お菓子、可笑しい)な会社」「竹本CEO(チョウシエンタメオジサン)」「商品の値段が931(救済)」などのダジャレを披露しつづけ、ときには商品化も行ってきたという。
そんな銚子電鉄だから、「各地方鉄道の課題を周知するために課題を挙げてほしい」と依頼された時に、「社長のダジャレが止まりません」が入ることに。
「銚子電鉄は落語で言うと鉄道界隈では『色物』であるので、あまり堅苦しいことよりも少しギャグ路線に振ったほうが銚子電鉄らしいかなと思いました」(同担当者)