「家出中に声をかけてくれた見知らぬオジサン。優しいと思っていたのに、ついて行ったら豹変して...」(山口県・50代女性)
拘束され、弄ばれ、食事ももらえず...
ところがその後、優しかったおじさんは豹変。おじさんの家で丸一日拘束され、弄ばれ食べる物も与えてもらえず、とても恐ろしかった。
隙を見て脱出する事が出来たものの、駅に戻ってウロウロしていたら、再びおじさんに見つかり無理やり車に乗せられそうに......。
そこへ、1人の女性が現れて、言いました。
「オッサン、そいつあたしのツレや!どこ連れて行く気や!」
それから、「おい!こっち来いや!」と引っ張られ、私は何とかおじさんから逃れる事が出来ました。
だけど、その女性は真っ赤なアフロヘアーの怖そうなヤンキー。私は「おじさんもこの人も、どちらも怖い人だ。どうしよう......」と不安でした。けれど、行くあてのなかった私は、彼女に着いていくことに。
それから1年間、彼女と一緒に生活し、まともな生活が送れるようになりました。
あとで聞いた話ですが、あのおじさんは「手配師」と呼ばれる人で、違法な斡旋をして生活している人だったようです。
私が現在こうして日本で生きていられるのは、彼女のおかげだと、これまで何十年も忘れることはありませんでした。本当に感謝しかありません。
赤いアフロヘアーのヤンキーだった、たかちゃん。いまは素敵なお母さんになって幸せに暮らしているよね! あの時は助けてくれて本当にありがとうね。
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