「通勤電車で立っていた20代の私。座った人が網棚に置いた荷物を確認していたら...」(東京都・40代女性)
乗客を観察していると...
網棚には、すぐそばに座ってる方の荷物と思われる大きめの封筒が乗せてありました。そんなことを無意識に確認しているうちに、時間になり発車しました。
数駅先で降りる私は出入り口にいるため、始発から乗っていた乗客を見送る形になり、「この人はこの駅で降りるんだ」などとなんとなく観察していました。
そのうち、封筒の持ち主と思われる乗客が立ち上がり、「この人はここねー」と見送ったのですが、持って降りていきません。
「あれ?網棚の荷物違うのかなー」と確信が持てないまま考えていたら、ちょうど階段を降りるその方と目が合いました。
その瞬間「ハッ」とした顔をされたので、「間違いない!」と封筒を取り、扉が閉まる寸前で引き返して来たその方に封筒を渡すことができました。
一瞬の出来事でしたが、「もし渡せていなかったら、その方は鉄道会社に連絡したり、会社に遅刻したり、諸々大変だったのでは?」と思うと、偶然にしても、我ながら良い事をしたと、清々しい気持ちの20代の出来事でした。
誰かに聞いてもらいたい「親切自慢」、聞かせて!
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