そんなことある? お盆休み後に帰ってきたら...台所で大変なことになってたメロン反響「まさに草」「続きに期待」
何日か家を空けて帰ってきたら、びっくりすることが起きていた──X(ツイッター)上に投稿されたそんなエピソードが注目を集めている。
こちらは、Xユーザーのゆー(@yutamaru0308)さんが2023年8月16日に投稿した写真。シンクの排水口から、モヤシやカイワレのようなナニモノかがニョキニョキと芽を伸ばしている。
「お盆休み終わって帰ってきて、手を洗おうと思ったら
そういえば出掛ける前にメロン食べた...」
そう、この「芽」の正体はメロン! シンクに放置していたメロンの種が発芽してしまったということだろう。......って、いやいや、そんなことあるの!?
実に珍しい光景に、X上ではこんな声が寄せられている。
「そんなことあるんやw」
「凄い生命力ですね! 植え替えてメロン観察日記つけられそう」
「もう育てるしかないですねw」
一体どうしてこんな状態に? Jタウンネット記者17日、投稿についてゆーさんに話を聞いた。
条件が揃えば発芽する
ゆーさんが自宅のシンクで「メロンの芽」を発見したのは16日の18時ごろ。帰宅して手を洗おうとしたところで目にして、驚いて撮影したという。
「シンクから植物が生えている異様な光景に驚きました。蓋も押し上げて成長していましたので、その成長速度と生命力にもびっくりです」(ゆーさん)
なお、生えてきた芽は思い出として家の前に埋めてみようかと思っている、とのことだ
それにしても、何がどうなったらシンクに放置していたメロンの種が発芽するのだろうか? Jタウンネット記者は31日、青果のプロである園芸会社・国華園(大阪府和泉市)のX担当者にも話を聞いた。
担当者によると、種子の発芽には水・酸素・温度が必要であり、メロンの発芽適温は約25~30度。生育適温は昼が約25~28度で、夜間は約20度前後となるという。
「なので、最近の高温多湿の気候条件では発芽は可能です。今回の場合、シンクの中に水分があり、気温も発芽適温に合致し、しばらくシンクも使わず水で流されなかったこともあり、うまく条件が揃い発芽したと思われます」(担当者)
ただ、条件が揃えば発芽はするものの、食べ残しの種が「元気がそうでないか」によっては発芽力が変化し、それも芽が出るか出ないかに関わってくるとのことだ。
どうやら元気いっぱいだったらしいゆーさん宅のメロンは、これからは庭で、すくすく育っていくのかもしれない。