「妊娠中、帰宅ラッシュの電車で立っていた私。途中で空いた1つの席を、近くにいた若いカップルが確保して...」（愛知県・30代女性）

「その席確保しておいて」

1駅が過ぎたところで遠くの方に空席を見つけましたが、人が多くてそこまで行くのは断念。そうしているうちにお腹が少し張ってきて、一旦電車を降りようか悩んでいました。

すると、近くにいた20代前半の男性が彼女らしき人に「席空いたから座れば？」と言っているのが聞こえてきました。

彼女は「その席確保しておいて」と彼氏に告げると、人をかき分けて私の所まで来て言いました。

「あそこ空いてるので座って下さい」

その上、その席まで人を避けながら誘導してくれたのです。おかげで、無事に私は座る事が出来ました。

気付いて行動をしてくれた彼女の、声をかける勇気と優しさ。私は降りる際にお礼の言葉を心から述べました。

一連の状況を見ていた周りの方も私が降りる時に気を遣って道を開けてくれて、とても助かりました。

妊娠中でも我慢しなければと思って最初は立っていましたが、あのまま無理をしていたらお腹の張りでキツかったと思います。本当に助かりました。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて！

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（※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください）