「深夜に暗い海岸線を走っていたら、後ろをピッタリついてくる知らない車。乗ってたヤンチャそうな4人組が窓から私に...」(神奈川県・50代男性)
深夜過ぎ、車に並走されて...
海沿いの道を時計回りに走ったり、疲れたら歩いたりを繰り返していました。
荷物は走るのに邪魔になるからとフェリー乗り場のロッカーに預け、所持金は1000円くらい。夏の炎天下もあり、持っていたお金は水分補給のために使ってあっと言う間に底をつきました。それから神社などを見つけてはお水を頂いて走りつづけ、深夜過ぎに。
海岸線のほとんど街灯もないところで、後ろにピッタリついてくる車に気付きました。若い少しヤンチャそうな感じの4人組が乗っています。逃げ込む場所もなく、怖くなってきました。
すると、その車が横に並走しながら「なにやってるの?」「何処から来たの?」「何処まで行くの?」と聞いてくるのです。恐る恐る答えると......
「これどうぞ、頑張ってください」
そう言ってジュースを2本差し出してくれたあと、車は去って行きました。
あの時は咄嗟にありがとうくらいしか言えませんでしたが、すごく嬉しかったし今でも良い思い出です。改めてあの時はありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
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