「10代の頃、家出を繰り返していた私。親から逃げて歩いていると、知らない男性の車に拾われ...」(和歌山県・40代女性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Uさん(和歌山県・40代女性)
Uさんは10代の頃、家出を繰り返していた。
その日は親に連れ戻されたが、帰り道にも口論に。再び逃げ出したUさんの前に現れたのは......。
<Uさんの体験談>
私は10代の頃、家出を繰り返していました。
その日は持っていた荷物を全て知らない人に盗られてしまい、無一文に。
交番に行くとそのまま保護されてしまい、親に連絡をされ連れ戻されました。
帰り道で口論になり...
しかし帰り道で親と口論になり顔をはたかれ、そのまま逃げるように橋本駅から河内長野方面へ徒歩で移動。途中で小雨がぱらついてきましたが、傘もないままトンネルを超えてひたすら歩きました。
そこに、一台の車が止まりました。
車から声を掛けてきたのは見知らぬ男性でした。雨の中傘もささずに歩いている私が目に付いたのだと言います。
「近所の子かな?」と思いつつも、「もし自分がUターンして戻ってきたときにまだ歩いていたら声をかけよう」と考えていたそうです。
彼は私を車に乗せると、タオルを貸してくれました。さらに色々と話を聞かれた後、駅まで送ってくれた上に2千円とビニール傘までくれました。
名前を聞いても教えてくれず、「広島から出張で来た」とだけ言っていました。
あの時親切にしてもらったこと、いまだに忘れません。
お礼が言いたいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)