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「高校へ向かう途中、電車で眠っていた私。片腕が不自由なおじいさんに肩をたたかれ目覚めると...」(長野県・30代女性)

Jタウンネット読者

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2023.07.10 11:00
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シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Oさん(長野県・30代女性)

Oさんは20年前、毎朝2時間かけて始発で高校に通っていた。途中で眠ってしまうと遅刻してしまうため、頑張って起きていたという。

しかし、そんな通学にも慣れてきたある日、ついつい眠ってしまって......。

毎朝始発で通学していた(画像はイメージ)
毎朝始発で通学していた(画像はイメージ)

<Oさんの体験談>

今から20年前、高校2年生の時のことです。

陸上推薦で学区外の高校に入学した私は、1年間寮で生活をしておりました。

しかし寮生活が合わなくなってきたので、2年生になってからは、2時間かけて始発電車で高校に通っておりました。

いつも2つ先の駅で乗車してくるおじいさんが...

途中で乗り継ぎがあり、しかも乗り継ぎ後の電車は1時間に1本しかない。寝過ごしてしまうと完全に遅刻、だから眠くても頑張って起きていないといけない状態でした。

最初のうちは気を張っていたため良かったのですが、だんだん慣れてきたある日、私は始発に乗ってすぐに寝てしまったのです。

乗り継ぎの駅に着いても、私は起きることが出来ずにいました。

すると、その駅で1人のおじいさんが私の肩を叩いておこしてくれたのです。

片腕が不自由な、見覚えのあるおじいさんでした。いつも私が乗車する駅の2つ先で乗車してくる人で、今でもよく覚えております。

おじいさんに肩をたたかれて...(画像はイメージ)
おじいさんに肩をたたかれて...(画像はイメージ)

私は急いで電車を降りました。おじいさんが起こしてくれなければ遅刻確定でした。

実は当時、私は出席日数が足りず1日でも遅刻したら留年がかかっていました。だから、おじいさんのお陰で留年も免れました。

いつかお会いできたら、ちゃんと感謝を伝えたいです。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko[a]j-town.net、[a]を@に変更)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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