マクドナルドに新作「大人のご当地てりやき」登場　「お好み焼き」「博多明太子」「じゃがバター」って...どんな味？一足先に実食レポート

日本マクドナルド（東京都新宿区）は2023年6月28日、期間限定で「大人のご当地てりやき」シリーズの7商品を全国の店舗で発売する。

ラインアップは「北海道じゃがバタてりやき」、「大阪お好み焼き風ソースたまごてりやき」、「博多明太てりやきチキン」のてりやきバーガー3種に、「シャカシャカポテト　名古屋名物手羽先味」、「マックフィズ　瀬戸内レモネード」、「マックフロート　瀬戸内レモネード」。そして朝マック限定で「てりやきマフィン」が復活。

バーガー3種は、「てりやきマックバーガー」と「てりやきチキンフィレオ」をテーマにした新商品で、北海道・大阪・福岡それぞれのご当地グルメをイメージしている。

マクドナルドの人気メニューとご当地グルメの出会い――これは地域情報メディア・Jタウンネットが見逃すわけにはいかない！

というわけで6月21日、発売に先駆けて行われたメディア向け試食会で一足先に「大人のご当地てりやき」を体験してきた。

じゃがバターとてりやき、お好み焼きとてりやき、博多明太子とてりやき。その相性やいかに――！？

マックの頑張り、感じました

まずは、「北海道じゃがバタてりやき」から。じゃがバターを再現した「ポテトフィリング」、レタス、ホワイトチェダーチーズと共に、てりやきマックバーガーと同じ「てりやきポークパティ」が挟んである。

バターの香り高さとチェダーチーズのクリーミーさ、ポテトのゴロゴロ感が、主張の強いてりやきソースに負けていない。こってり感のあるてりやきマックバーガーとは違い、まろやかさと優しい味わいが印象的だ。軽く食べられるので、普段てりやき系を注文しない人も気にいるかもしれない。

続いては「まるで大阪お好み焼きを食べているような1品」とアピールされた「大阪お好み焼き風ソースたまごてりやき」。具は紅しょうがとあおさの風味をきかせた「大阪お好み焼き風マヨソース」、レタス、目玉焼き、てりやきポークパティだ。

てりやきソースとマヨのコンビネーションはもちろん文句ナシ。漂ってくる紅しょうがとあおさの風味からは、「本物のお好み焼きの味に近づけよう！」というマクドナルドの頑張りを感じる。記者の脳裏によぎったのは、祭り屋台の「大阪焼き」（お好み焼きの具が入った今川焼きのような食べ物。味はお好み焼きとだいたい同じ）。「大阪お好み焼き風ソース」という名に違わぬ仕上がりだった。

3つの新しいバーガーの中で、てりやきマックバーガーの味が最も活かされていると感じたのも、この商品だった。かねてからのてりやきマックバーガーファンに、特におすすめしたい。

辛みのパンチ力は抜群

最後は、バーガーの中で唯一チキンパティを使った「博多明太てりやきチキン」。辛みと旨味が効いた明太マヨソースとレタスも挟まっている。

明太マヨはパンチ力抜群の辛さ。1口でも刺激的だが、甘みのあるてりやきソースと良いバランスで、最後まで飽きずに楽しめる。チキンパティはボリューム満点だし、ガッツリ食べたい人にピッタリだろう。

ご当地の味を再現したサイドメニューたちからも目が離せない。「シャカシャカポテト　名古屋名物手羽先味」はスパイシーでキレの良い仕上がり。それぞれ個性的な「大人のご当地てりやき」バーガーとの相性は二重丸である。

「マックフィズ　瀬戸内レモネード」は酸味控えめで爽やかさが目立つ。濃い味のバーガーやポテトを楽しんだ後に飲むとサッパリ最高の締めになる。

27日からはオダギリジョーさん・麻生久美子さん出演のCMも放送予定。なんとも言えない不思議な雰囲気だったので、メニューの発売開始と合わせて、こちらにも注目してほしい。