内臓を取り外して遊べます 木工作家が作った「イカの内臓パズル」がおもしろオシャレ
プレゼントって、嬉しいものだ。それが自分の好みにピッタリ合うものだと、さらに幸福感が増す。
2023年6月上旬、ツイッターに投稿されたのは、もらった人が「家宝にしたい」と思ったほど素敵な贈り物だった。
イカ内臓パズルもらった!!!!!(手作り)
墨袋ある!!すごすぎ!!
8日、そんなつぶやきと共にプレゼントを紹介したのは、ツイッターユーザー・とりもちうずら(@uzura_3)さん。
木製の「イカの内臓パズル」は、内臓一つ一つを取り出すことができ、パズルとして遊ぶことができる代物らしい。
しかし......なぜ、イカ? Jタウンネット記者は14日、とりもちさんに話を聞いた。
墨袋がちゃんとある!かわいい!
実は、とりもちうずらさんは無類のイカ好き。様々なイカグッズを収集したり、自ら生み出したりしている。
そんなとりもちうずらさんに「イカ内臓パズル」を誕生日プレゼントとして贈ったのは、「ナマケモノカンパニー」として一緒に活動している相方・えだまめさらみさんだった。とりもちうずらさんが布小物、えだまめさらみさんが木工作品を手掛けるユニットだ。
イカの内臓パズルをもらった時の感想を聞くと......
「墨袋がちゃんとある......!かわいい!と思いました」
と、とりもちさん。ツイートでは「家宝決定」ともつぶやいていたが、現在、どのように保管されているのだろうか?
「イカの内臓パズルはイカコレクション棚に飾っています」
記者は、イカの内臓パズルを制作したえだまめさらみさんにも話を聞いた。
パズルのパーツには白っぽいもの、茶色いもの、黒っぽいものがあるが、着色は一切していないという。何種類もの木を使い、木の本来の色で内臓を表現したとのことだ。
「細かい部品の角を丸くする作業が大変でした。特にイカのボタン穴のパーツが気を抜くと見失うくらい小さいので気をつけて作りました」(えだまめさらみさん)
イカ好きの相方のために作られたイカの内臓パズルだが、想像以上に反響があったため、7月23日に東京・千代田区の科学技術館で開催される「博物ふぇすてぃばる!9」で販売予定だという。