プレーリードッグも暑けりゃ「見張り」を中止する 可愛すぎる「お休み中」の姿がこちらです
2023.06.11 17:00
30度以上になってくると...
プレーリードッグは、名前に「プレーリー」とついている通り、北米の草原地帯(prairie)で暮らす動物だ。彼らの生態について、取材に応じた広報担当者は次のように説明する。
「コヨーテやピューマ、猛禽類などの捕食者を警戒して、巣穴の出入り口など小高くなった場所で立ち上がって見張りをします。見張りは普段から見られる行動の1つで、群れの中で交代をしながら見張りをしています」
プレーリードッグたちにとって見張りは大事な行動らしい。しかし同園では、25度以上の晴天の日で12時から14時くらいの間に投稿写真のような姿がよく見られる。
「ただし、30度以上になってくると、冷房の効いた室内へ入ることが多くなります。室内にいる姿は、来園者の方もご覧になることができます」(到津の森公園・広報担当)
同園では、冷房の効いた室内に彼らが自由に出入り出来るようにしているほか、日中は地面に水を撒く、運動場そばに大きく成長する木を植えて日陰を作るなどの暑さ対策を行っているという。
これからやってくる夏、我々人間もプレーリードッグたちの「暑かったらいったんお休み」の精神を見習ったほうがいいかもしれない。