「新大阪から熱海まで、小学2年生の一人旅。しかし寝過ごし東京についてしまった僕に、乗務員や駅員が...」(大阪府・10代男性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Mさん(大阪府・10代男性)
まだ小学2年生だったMさんはその日、1人で新幹線に乗ることになった。
しかし、途中で眠ってしまい、気付いた時にはとっくに目的地を過ぎていて......。

<Mさんの体験談>
小学2年生の時、1人で新大阪から熱海まで1人で行かないといけない時がありました。
新大阪駅まで親戚に見送ってもらって乗車するところまでは順調だったのですが、途中でつい寝てしまい......。
パニックになった私に...
次に目を覚ましたのは駅員に起こされた時。既に熱海から遠く離れた東京まで来てしまっていました。パニックになり、泣きそうになったのを覚えています。
ですが、その時に起こしてくれた乗務員さんが、泣きそうになっている私に優しく接して、話を聞いてくれたんです。私は泣くのを必死で堪えながら、熱海に行きたかったことを伝えました。
すると、その乗務員さんは親切に東京駅の駅員に事情説明をして引き継いでくれました。
引き継いだ駅員さんも、僕が不安にならないようにするためか、僕が付けていた電車のキーホルダーを見つけて、
「その電車かっこいいね」
と声をかけてくれたり、談笑してくれたりしました。

その後、折り返しの新幹線まで案内してもらい、「これに乗れば熱海までいけるよ」と言ってくれたので、その新幹線に乗りました。今度は流石に寝たりはしなかったものの、熱海付近で乗務員さんが「そろそろ熱海だよ」と声をかけてくれました。
「あの時は親切にしてくれてありがとう」と、関わってくれた人全員に伝えたいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)