アジフライまで「おかわり無料」で1080円...だと 「満腹保証」付きの定食に食いしん坊騒然「やばすぎ」「バグってますね」
一見何の変哲もないのに、実はとんでもない"バグ"が起きちゃってる――そんな「アジフライ定食」がツイッターで話題となっている。
まずは名古屋めし料理家のSwindさんが2023年5月25日、自身のツイッターアカウント(@swind_prv)から投稿した画像をご覧いただこう。
ご飯に味噌汁、お漬物に小鉢、そして大きなアジフライが2枚。
おかしなところなど何もない、美味しそうなアジフライ定食についてSwindさんは画像と共に、こう呟いている。
「一見普通のアジフライ定食なんですが、アジフライがおかわり自由なのは何かのバグだと思います」
アジフライが、おかわり自由......!?
ご飯やみそ汁ならまだしも、メインのアジフライがおかわり自由なんて、太っ腹すぎる! しかもこんなにボリューミーなのにまだ食べていいんですか!? 確かに、何らかのバグが発生しているとしか思えない。
「最高のアジフライでした!」
この「規格外」な定食を知った食いしん坊たちは大興奮。ツイッター上にはこんな声が寄せられている。
「ふかふかアジフライがおかわり自由?? すごい... すごすぎる...」
「これは......!無限に食べてしまいます......!」
「アジフライ好きにはたまらん定食だ」
「やばすぎ」
「バグってますね」
26日、Jタウンネット記者の取材に応じた投稿者・Swindさんよると、この定食を巡り合ったのは名古屋駅前にある海鮮料理店「三重人 名駅店」だった。
「身はふっくらしており衣はサックサクの最高のアジフライでした!
さらにお代わり分も揚げたてで、うっかりすると口の中を火傷してしまいそうになるほどのアツアツ。実は合計で5枚頂いておりまして、お腹いっぱい大満足でした!」
店内のメニューには「アジフライおかわり無料・満腹保証付き」などと書かれている。Swindさんは「『全てお腹の中に入れてお帰り下さい』の文言にくすっとしました!」ともコメント。
この取り組みについてJタウンネット記者は「三重人」を展開する奥山安蔵商店(本社:三重県桑名市)の福田賢司代表取締役に話を聞いた。
おかわりはアジフライだけではなく...
福田さんによれば、「アジフライおかわり無料」のサービスは2020年3月に「三重人 KITTE名古屋店」で開始したもの。現在も「KITTE 名古屋店」をはじめとした一部系列店舗で展開している。
「コロナで人の動きがなくなってしまった時期に、ワーカー向けにと思ってアジフライを始めました。ただそれだけではインパクトがないと思い、食べ放題にしました」(福田さん)
アジフライのアジは全て三重県内産の新鮮なものを使用。そしてこの定食、おかわり自由なのは「アジフライ」だけではないらしい。
福田さんは、衝撃的な言葉を放った。
「お盆に乗っているものは、全ておかわり自由です」
ご飯もみそ汁も小鉢だって、お腹いっぱいになるまで食べていいと言うのだ! さすが「満腹保証付き」の定食。これは嬉しすぎる。
コロナ禍にスタートしたサービスではあるが、Jタウンネット記者が取材した2023年5月26日時点では、少なくともメイン実施店舗である「三重人 KITTE名古屋店」でサービス終了する予定はないとのこと。なお、おかわり無料サービスは平日ランチタイム、数量限定で行われている。
(2023年6月1日16時15分編集部追記:タイトルの誤字を修正しました)