「親とアトラクションに乗る他の子を羨ましそうに見る長男。謝るしかできない私に、よその母親が...」(福岡県・30代女性)
「ごめんね」としか言えなくて...
ショーが終わり、「楽しかったね〜」なんて会話をしながら園内を周っていると、長男に「このアトラクションに乗りたい!」とお願いされました。ゴンドラに乗り、ボールを的に投げる乗り物でした。
人数的には3人乗れましたが、年齢制限で下の子は乗れず、係員のおじさんにも「ごめんね」と謝られ長男はすごく寂しそうでした。
私も「ごめんね」と謝ることしかできません。長男は、お父さんやお母さんと乗っている他の子供たちを羨ましそうに見ていました。
申し訳ない気持ちでいっぱいでいると、よそのお母さんに声をかけられました。
「私でよければ抱っこしてますよ!乗ってきてください!子供たちが今乗ってるので、丁度待ってるところです!」
お言葉に甘えて、長男に「乗る?」と聞くと、目を輝かせながら「うん!」と答えてくれました。
幸い、次男は人見知りをあまりしなかったので、抱っこされてニコニコ。そのお母さんはゴンドラが周るのに合わせて歩いてくれました。
子育てしていて、こんなに救われたことは後にも先にもないと思います。あの時は私の孤独な心ごと救ってくれました。あの女性にもう一度会えるなら、「あなたのおかげで子供と笑顔で過ごせました」と改めて感謝の気持ちを伝えたいです。
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