ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

「重すぎる生理痛で動けなくなった私。地面に這いつくばっていると、近くにいたおじさんやカップルが...」(千葉県・30代女性)

横田 絢

横田 絢

2023.05.08 13:10
0

痛みに耐えることしか出来なかったSさんに...

郵便局の入り口にいた局員のお姉さんが「大丈夫?」と声をかけてくれて安心したのか、私はその場で蹲ってしまいました。酷い痛みにのたうち回っていると、お姉さんが「子宮内膜症かもしれない、救急車を呼ぶね」と119番通報してくれました。

近くにいたおじさんは、蹲っている私のおでこがアスファルトで傷付いているのを見て、「おでこが傷付いちゃう」と言って、ハンカチを差し出してくれました。

そして、通りすがりのカップルが「私痛み止め持ってる」と言って、コンビニでわざわざお水を買って、「飲んで」と私に持ってきてくれました。

全部聞こえていたのですが、痛みが強過ぎてハンカチを受け取る事も、薬を飲む事も、お礼を言う事も出来ず、私はただ痛みに耐えるだけでした。

地面に這いつくばったSさんに、周りの人々が...(画像はイメージ)
地面に這いつくばったSさんに、周りの人々が...(画像はイメージ)

救急車で運ばれた病院で検査を受けると、お姉さんの言う通り、子宮内膜症と診断されました。毎日ピルを内服するようになり、痛みも以前に比べたらほとんど無くなっています。

通りすがりの御三方はお顔すら見る事が出来ませんでしたが、せめて局員のお姉さんにはお礼を伝えたいと思い、翌日再び郵便局に向かいましたが、その日だけ勤務していた派遣の方なので、会えないと言われました。

助けてくださった優しい皆さんに、いつかどこかでお礼を言いたいと思っていました。

本当にありがとうございました。直接お礼が出来ず、悔しい限りです。

助けていただいたこと、これからもずっと忘れません。本当にありがとうございました。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko[a]j-town.net、[a]を@に変更)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

PAGETOP