「ドラえもん」「ふるさと」が鳴るはずが... 山梨の「メロディーを奏でられる橋」が悲しいことになっていた件
そもそもメロディーが鳴るの?
何度試してもメロディーが鳴らない虹のかけはし。「メロディーが奏でられる」って情報がそもそも間違いだったのか?
そこでJタウンネット記者は笛吹市役所を取材。産業観光部観光商工課の職員に話を聞いたところ、虹のかけはしの鐘は、ならせばちゃんとメロディーになるように作られてはいるとのこと。
橋の西側から右側の鐘を順に鳴らすと「ドラえもん」 、反対側から鳴らすと「ふるさと」が鳴らせるようになっていたそうだが、
「橋が完成してからかなりの年月が経っていて、バネが外れるなどの劣化してしまって今ではメロディーが鳴らなくなってしまっています」(観光商工課の職員)
笛吹市境川支所の職員によると、橋が架けられたのは1997年のこと。広域農道で交通量が増加したため、近くにある境川小学校に通う児童の安全を考慮して矢越橋に歩道橋を作ることになった。
その際、関係者が「せっかく橋を架けるなら、夢があるものに」と発案し、カリヨン(鐘)を設置したのだ。
夢があるものだったはずが、今は悲しい状態に......。ただ、市では鐘の修理を検討しているとのこと。
あの鐘を鳴らせる日が来たら、また訪れたい。