「あしかがフラワーパーク」の大藤が今、見ごろ! 「世界の夢の旅行先」にも選ばれた幻想風景を見逃すな
「大藤が見頃です!」
......というコメントを添えた次のようなツイートが、2023年4月19日に投稿され、話題となっている。
投稿したのは、「あしかがフラワーパーク」公式アカウント(@ashikaga_flower)。まるで紫色のシャワーのような、見事な藤の花の写真が数点紹介されている。
【お客様へお願い】として、通常窓口でのチケット購入は時間がかかるので、「オンラインチケットがおすすめ!」とも案内されている。どうやらとても混み合っているらしい。
今、いったいどういう状況なのだろう?
Jタウンネット記者は、4月20日、「あしかがフラワーパーク」に電話で話を聞いてみた。
インバウンド人気も回復中
「あしかがフラワーパーク」は、栃木県南西部に位置する足利市にある花のテーマパークだ。
4月中旬~5月中旬にかけては、栃木県天然記念物に指定されている4本の大藤 ( 野田九尺藤 3本・八重黒龍藤 1本 ) と 80メートルにおよぶトンネルを作り出す白藤のほか、さくら色の藤、黄色い藤などが時期をずらしながら見ごろを迎え、園内を彩る。
例年、この1か月の間は、「ふじのはな物語~大藤まつり~」 が開催されており、2023年は4月12日~5月14日が会期。
「あしかがフラワーパーク」のウェブサイトをのぞいてみると、「大藤が見頃です‼うす紅藤・むらさき藤も満開です‼」という告知がされていた。
Jタウンネット記者の取材に応じたのは、「あしかがフラワーパーク」の営業担当者だった。
「大藤の花の状況は、まだ7割くらいでしょうか。満開になるのは、GWの前半くらいかと思います」「既に多くのお客様にお越しいただいており、とくに外国人観光客の姿が多いようです」(担当者)
同園は2014年、CNNが選んだ「世界の夢の旅行先10カ所」に、「フィンランドのオーロラ」、「マダガスカルのバオバブの道 」などと共に選出されたこともある。コロナ以前ほどではないものの、インバウンドの人気も回復しつつあるようだ。
実はオンラインチケットのほうがお得!
そんな状況で、チケット売り場に並ばずに入園するためには「セブンチケット」「ローチケ」などで購入するのがおすすめだという。また「kkday」というオンラインのチケットサービスを利用する手もあるとのこと。
しかも、オンラインチケットは通常窓口で購入するより、低価格。並ぶ必要がなく、お得でもあるなら、こちらの方がおすすめなのは当然だろう。オンラインチケット利用客が徐々に増えつつあるそうだ。
現在、同園では夜間のライトアップも開催中。ライトアップされた藤の花もまた幻想的で、昼間とは全く景色が変わるという。
JR両毛線「あしかがフラワーパーク駅」下車、徒歩約3分。桜の次は、藤の花見......ゴールデンウィーク前半は、北関東・足利へ出かけてはいかがだろう。