「小学1年生の息子が1人きりで映画館へ。『コナン』の映画を楽しんでたけど、途中で...」（福岡県・40代女性）

シリーズ読者投稿～あの時、あなたに出会えなければ～　投稿者：Nさん（福岡県・40代女性）

2年ほど前、小学校1年生だったNさんの息子は1人で「名探偵コナン」の映画を観ることになった。

しかし上映中、息子は予想外の「トラブル」に見舞われてしまい......。

＜Nさんの体験談＞

2年ほど前、私たち家族は家作りのための打ち合わせをしていました。そこには当時小学校1年生だった息子もいつも同席させていたのですが、家族みんなが住む家の打ち合わせとはいえ、息子にとっては退屈な時間だったと思います。

そこで私は息子に、打ち合わせのために訪れるショッピングモールにある映画館で上映中だった「名探偵コナン」の映画を鑑賞することを提案したのです。

映画の途中で息子が...

映画が大好きで、なおかつ1年生になり1人で登下校をするようになり、自信も持ち始めていた息子は

「1人で観に行ってみたい、1人で大丈夫！」

と私の提案を受け入れました。

打ち合わせ当日、私は息子を映画館入り口まで連れて行き、映画のチケットとジュースを買い、入り口まで見送ることに。

その後、私と夫は同じショッピングモール内での打ち合わせを終え、映画終了時刻にあわせて出口まで息子を迎えにいきました。

息子は出てくるなり、「コナンの映画、楽しかった～！」と言って、1人での映画鑑賞を楽しんでいた様子。ただ、息子は

「映画の途中で、トイレにいきたくなったけど、場所が分からなかったんだ」

とも話していました。私たち夫婦は、映画の途中で、トイレに行きたくなった時のことまでは想定しておらず、暗闇でトイレに行くことを考えると、「まだ1人で映画鑑賞させるのは早かったのかな......」と悔やみました。

隣に座っていたお姉さんが...

私が「それで、どうしたの？」と聞くと、息子は

「隣に座っていたお姉さん達に聞いたら、お姉さんがトイレに一緒に付いてきてくれて、僕がトイレから出てくるまで待っていてくれた」

と答えました。

1年生の息子が1人でトイレに行くことを心配してくれたのか、映画の途中で息子のために離席し、トイレから出てくるまで待っていてくれたお姉さん。

私たちはお顔すら拝見できませんでしたが、ぜひお会いしてお礼を言いたいです。

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