山形大学には「山形の形をしたキャンパス」があるらしい 地図を見ると似てるけど...わざとなの?大学に聞く
山形大学のとあるキャンパスは、山形県の形をしているらしい――そんな噂をネットで目にした。
人の横顔に似ているとも言われる特徴的な山形県の形。いくら山形の名を冠した大学だからと言って、県の形と似ていることなんてあるのか?
そう思いながら、記者は噂の渦中にある「小白川キャンパス」の敷地を、地図で確認してみた。
すると、確かに似ているのだ。南北に敷地が伸びていて、西側が少し内側に凹んでいる。そのくぼみの具合が、口を開けた人の横顔のようで、山形県みを感じる。
かなり独特な形だが、山形大学は意図的に、県の形になるように土地を取得したのだろうか。
2023年3月27日、Jタウンネット記者は山形大学広報室の職員に話を聞いた。
山形大学に真相を聞く
山形大学に取材を依頼すると、最初に応対してくれたのは総務部の職員だった。
「ああ、県の形と似ている話ですね!」と口にしたその職員から広報部につないでもらうと、小白川キャンパスの形が「何となく県の形と似ている」という認識は職員の間でもあったという。
となると気になるのは、意図的に県の形に寄せたのかどうかだ。広報室の職員は「調べてみます」と言って、一度電話を切った。
そして数時間後、記者の電話が鳴った。広報課の職員からの報告だった。
「調べてみたのですが......たまたまでした」(職員)
残念なような、逆にすごいと感心してしまうような......。職員さん、調べてくれてありがとうございました。