「酔っ払った次の日、目覚めたら知らない家にいた。コソッと外へ抜け出して帰ったら、妻が...」(埼玉県・50代男性)
ではあの人は、誰?
あれっ? では、あの人はだれ?
頭が真っ白になりました。私が目覚めた家にいたのは、見知らぬ方。酔った私を介抱し、真冬の寒さで凍え死ぬと心配し、自宅に連れて帰ってくれたのです。大都会東京で、こんなことってありますか!?
私はあわてて電車に乗って、記憶をたどって止めていただいたマンションを探し出しました。
しかし、酔っていたせいか部屋がわかりません。どうしようかと思いましたが、とりあえず昨日の出来事と一言お礼を言わせていただきたいという旨を私の連絡先と共に記載し、マンション内のすべての郵便受けに投函しました。
人通りの少ない道路でそのまま寝てしまっていたら、命を落としていたかもしれません。
本当に本当にありがとうございました。
お礼を伝えることが出来なかったのが、今でも心残りです。 いろんな人にあの時の話をしていますが、みんなに「ありえない!」と言われます。
そして「世の中にそんな心の優しい人間もいるんだな。二度と会えることはないかもしれないが、一生の出会いだったな」とも。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)