「子供に勉強させるには、親が勉強してる姿を見せろ」って?もちろん無理です! 「育児の現実」描いた漫画に共感の声
2023年1月27日の参議院本会議で、岸田文雄首相が育児中などの「学び直し」を後押ししていくと発言し、SNS上などで大きな注目を集めた。
そんな中、育児漫画を発信するとあるブロガーが、ツイッター上に「育児中の現実」を描いた作品を投稿した。
作者は長崎県在住の漫画家「ちくまサラ」さん。ライブドア公式ブログ「千曲がり奮闘記 ~紆余曲折の育児記録~」などで、7歳の長女「ムーコ」と3歳の長男「ナナオ」との日常を漫画にして発信している。
2023年2月4日にツイッターアカウント(@chikumababy)に投稿した作品は、実体験をもとにしたもの。メディアや育児書が、子供に読書や勉強をしてもらいたいなら、親自身が読書や勉強をしている姿を見せる必要がある、と説く場面から始まる。
「確かにそうだよね!」
「私はそういう親になるぞ!」
出産前のちくまサラさんも、「まずは実践してみせるべき」という言葉に共感。しかし、実際に育児が始まってみると......。待っていたのは、音読を聞いてあげられるのは洗い物中だけといった忙しすぎる現実だった。
全然育児書の通りにはできない!
家事をしながら、子供たちの世話もしなくてはならない。
そんな中で「たまには絵本でも読んだら?」と提案してみても
「やだ。宿題終わったらタブレット見ていい約束じゃん」
と聞き入れて貰えない。時には愛猫からの要求も重なり、ちくまサラさんは目が回るほど忙しい。
かと思えば、寝る時間になってから本を読むと言い出す子供たち。そんな現実を味わい、ちくまサラさんがたどり着いた結論は――
「親自身が本を読んだり勉強してる姿を見せる時間、皆無」
育児中の母のリアルな心情を描いたコミックエッセイに、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「ほんまそう」ちくまサラさんの作品はブログやツイッター、インスタグラム(instagram.com/chikuma_sara/)などで公開中。LINE公式アカウント(chikumasara.blog.jp/_/oa_notifier)を友達登録すれば、ブログの更新通知も届く。ちくまサラさんの育児奮闘記を見逃したくない人は、要チェックだ。
「お前が本を読んだり勉強する姿を子供に見せろって旦那に言われた事あります。もちろん無理です(笑)」
「たまーに育児書通りに育ってくれる子もいますが、ほとんどが育児書クソ! って思いつつ子育てしてると思います」