「通勤ラッシュの電車の中、見知らぬ男が私の娘にスマホの画面を見せている。そこに映っていたのは...」(千葉県・年齢性別不明)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Oさん(千葉県・年齢性別不明)
Oさんはその日、1歳半の娘を連れて通勤ラッシュの電車に乗ることになった。
車内は大混雑。娘が潰されないよう、自分の頭の高さまで抱え上げて乗っていると......。
<Oさんの体験談>
やむを得ず、1歳半の娘と通勤ラッシュの時間帯に電車に乗った時の事です。
その日は列車遅延も重なり、車内はぎゅうぎゅう詰め。後ろから押されておしくら饅頭のような状態でした。
1人きりで列に並んでいたら...
混雑する電車の中、私は娘が潰されないように自分の頭のところまで抱えて乗っていました。ふと気が付くと、20~30代の男性が娘に携帯の画面を見せていました。
何かと思っていたら、画面にはアンパンマンキャラクターの画像が。たくさんのキャラクターを見せて、娘の気を紛らわせてくれていたのです。その人は知る由もありませんが、娘はアンパンマンが大好きなので、私はあまりの優しさに涙が出てしまいました。
無償の優しさを下さったその人にお礼の言葉をしっかり言えなかったので、こちらでありがとうの気持ちを伝えたいと思います。あの時はありがとうございました。
あの時助けて下さったあなたに、たくさんの幸せがありますように。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
J タウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko[@]j-town.net、[@]を@に変えてお送りください)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)