そのチョコ、ハンバーグに変えられます バレンタインでの「フードロス」削減のため...洋食店がまさかの企画を実施
2023.02.07 08:00
「非常食」を洋食に変身させたシェフが発案
事務局によると、発案者は土筆苑の大谷隆史シェフ。以前から食品ロス削減のために、賞味期限間近の非常食を洋食にアレンジして提供する企画「非常洋食」などに取り組んできた。
バレンタインの時期が近づき大谷シェフが考えたのは、余ってしまったチョコレートを持ち込んでもらい、洋食にアレンジすることはできないかということだった。しかし、「チョコレート自体が食品としての完成度が高く、洋食のメニューに取り入れるのは難しかった」。
「ならば、思い切ってハンバーグと交換してしまおうとなったそうです」(広報事務局)
そして、持ち込まれたチョコレートは子供たちに喜んでもらえるだろうと「フードリボンプロジェクト」へ寄付することにしたという。
「チョコっとハンバーグ」でチョコとハンバーグを交換できるのは、店内飲食かテイクアウトを利用した人だけ。チョコレートは未開封の市販品であることが条件で、何個持ち込んでもハンバーグ1個との交換となる。
今年のバレンタインシーズン、ぜひ覚えておきたいサービスだ。